8月の衆議院総選挙時に民主党は高速道路無料化をマニフェストに盛り込みました。
今までは、一般国道は原則として税金によって建設費を賄うのに対し、高速道路は主に料金収入によって賄ってきました。そうした料金を引き下げたり、無料化したりすることは、それだけ高速道路の建設・維持管理を料金収入には頼らずに行うということになってきます。
高速道路料金を無料化するのかを検討する上で、利用者の受益者負担が過度に軽減され、最終的には税金を投入せざるを得ず、それだけ国民負担が増えるという可能性も考慮しないといけないと思います。
その他にも、無料化することで、地域経済が活性化されるかどうかとか、渋滞の問題や二酸化炭素排出量がどうなるかなど様々な影響が考えられます。
これからの動向にも注目していきたいですが、慎重な審議の結果で決めてもらいたいです。
編 集 : 小 林