年末調整について

年末調整とは、会社などから給与の支払いを受け、所得税などを源泉徴収されている額(産休中・育休中の方も原則対象です)を精算するための手続きです。

必要な書類の提出を行い、税金の過不足があった場合は、12月か1月の給与に反映されるのが一般的です。

書類を記入して提出することで「基礎控除」「配偶者控除」「配偶者特別控除」「障害者控除」「ひとり親控除」「寡婦控除」「勤労者学生控除」がそれぞれ受けられます。

 

また、下記の支払があるかたは各証明書の添付が必要となります。

・生命保険 地震保険   「保険料控除証明書」

・住宅ローン(一定期間) 「住宅借入金特別控除明細書」「年末借入金残高証明書」

・健康保険料        払込んだ金額(1/1~12/31までに支払する予定額)

・年金          「払込証明書」

・iDeCoなどの掛金  「掛金払込証明書」

 

尚、火災保険の保険料は、年末調整や確定申告の控除の対象外です。

書類の記入漏れや、控除証明書の添付もれなど無いように行いましょう。

 

医療費控除、ふるさと納税などの寄付金控除、災害や盗難などで資産に損害を受けたときの雑損控除などは控除の対象外ですので、確定申告をすることで控除を受けることができます。

五十嵐

 

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