金の支払調書

金価格が歴史的高値水準にあり、金の譲渡益に対する税務調査が実施されているようです。
国税庁が公表した、平成22事務年度における所得税及び消費税調査等の状況によると、申告漏れなどを指摘した総件数は2万6739件で、その総額は1720億円で、金地金等の譲渡に関する申告漏れは962件で、その総額は61億円に及んでいるそうです。そこで、税務署は積極的に情報収集をし、税務調査を強化している。その一環として、平成24年1月1日から、金や金貨・プラチナなどを売買する業者が、200万円を超える売却代金を支払う際には、税務署に支払調書を提出することを義務付けし、有価証券や不動産の大口所有者などに対して、積極的に調査を実施する方針を示している。


春原

 

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