法人企業の実態調査

国税庁は、3月21日に平成22年度の法人企業の実態調査(平成23年3月末時点)として、会社標本調査の結果報告を行いました。

これによると欠損法人の割合は72.8%にのぼり過去最悪といわれた平成21年度と同率の割合となって おります。 4社中3社が赤字を計上していることになります。

欠損法人割合が高い業種は、料理飲食旅館業(83.8%)、繊維工業(83.1%)、出版印刷業(80.9%)の順でこれも平成21年度調査と同じ順番となっています。

なお、この調査は平成23年3月までに終了した事業年度を対象とした調査のため、来年公表される平成23年度の調査結果は、震災の影響を受け、より厳しい数字が予想されます。

 

編集 中曽根

 

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